SKETCH＠BOOK 初心者のためのパソコン講座

対策ソフトの導入

危険への意識と備え

　インターネットを利用するのが当たり前となった今日。それを利用する側が前提としなければならないのが、自分のコンピュータが２４時間、不正なアクセスやプログラムからの攻撃にさらされるということであり、それには防御の姿勢で備えなければならないということです。
　便利であるかということよりも、いかに危険であるかを認知している方が、どれだけ役に立つか分かりません。ナイフは切れなければ使えませんが、それが自分や他人を充分攻撃できることを把握していなければ、結局は害になるだけの道具です。
　ネットワークによって第三者とたやすくコミュニケーションが図れる環境が、今後ますます向上することで、危険はより増加していきます。

無料でも出来るネットワークの危険対策

　シマンテック社のノートンアンチウイルスや、ウイルスバスターは、ネットワークを通してやって来る、様々な悪意のあるプログラムからコンピュータを守ってくれる優れたソフトウェアですが、有料で決して安価ではありません。
　無料でこれらの対策ができるソフトウェアがいくつか配布されています。

・スパイウェアの対策：　SpyBot
・ウイルスの対策：　avast!4 Home Edition
・ファイヤウォール（不正アクセスの対策）：　ZoneAlarm

　これらはメールアドレスの登録をするだけで、そのサービスを受けることができます。ウイルス情報のアップデート機能など、便利な機能も備わっており、市販品に劣りません。
　これらのソフトの導入の仕方は、『無料情報サイト「Enchanting Sky」』に詳しい解説が掲載されています。
　上記に挙げたソフトは、ダウンロード元は英語版であるものもありますが、すべてインストール時に日本語を選択することができます。