SKETCH@BOOK 初心者のためのパソコン講座
シニアと初心者にやさしいインストラクションを目指します。
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フリーソフトの使い方
「説明書を読む」ことが基本
フリーソフトとは、その名の通り、「無料」で使えるソフトです(反対に料金を支払う必要のあるソフトは、「シェアウェア」と言われます)。インターネットでごく簡単に手に入れることができます。
「無料」とはいっても、ソフトを作った人の「著作権」を忘れてはいけません。勝手な改造、販売はいけません。たいていは自由に配布することを許していますが、なかには「メールウェア」、「リンクウェア」と言われるフリーソフトもあります。無料ですが、使い続けてくれるのなら、メールで感想を送ってほしい、とかホームページのリンクをしてほしい、というものです。
また、今後の開発のために、気に入ったらカンパしてほしいなど…。プログラムの中には、学生の方が作られているものも少なくないのです(いくらかでもカンパしてあげると、プログラマの人は、嬉しいものです。反対に、何の反応もないと、閲覧されなくなったホームページが閉鎖されるのと同じで、せっかくの才能が意欲をなくし、ソフトの開発がストップしてしまうことも珍しくありません)。
厳しいルールがあるわけではありませんが、作者の意向については、確認しておく義務が、使う人にはあると言えます。
初心者でも直感的に使えるいくつかのフリーソフトと、その使い方については、このサイトの「おすすめフリーソフト」で解説しています。
特殊な作業に優れ、動作が機敏
フリーソフトの良いところは、市販されているソフトより、比較的データの容量が小さく、軽快な動作をすることです。もちろん、機能はある程度、限定されたものであることが多いのですが、特殊な機能に限定して作られている分、市販品より、秀逸な動作をすることが多々あります。
では、フリーソフトはどこで手にはいるのか。
次の2つのサイトをおさえておきましょう。
・Yahoo! フリーウェア&シェアウェア
・窓の杜
カテゴリ別にたくさんのソフトが収納されています。ダウンロードできるソフトの多くは、「圧縮」されているので、「解凍」しなくてはなりません。(圧縮と解凍については本サイトの「データを圧縮する」を参考)
あとは、ソフトをインストールするか、適当な場所(マイドキュメントなど)に置きます。たいていは説明書として、「Readme」というタイトルのテキスト文書が同梱されています。ざっと見ておきましょう。どの名前のアイコンが、実際に使用するソフトなのか、何か制限事項はないかなど。
Windowsでは、拡張子が「exe」(エクゼ)となっているファイルが、「実行」ファイルと呼ばれています。これがソフトの本体です。たいていはわかりやすく、アイコンが特殊なものになっているので、見た目でわかるでしょう。
フリーソフトはどんどん試して見てください。すばらしい機能に「こんなのがほしかった」と目の覚める思いをすることもあれば、複雑すぎて使いこなせないこともあるでしょう。そのうち、自分に必要なものと、そうでないものの区別がついてきます。
難しい、と思ったら、遠慮なく別のものを探してみてください。自分の理解できるソフトから使っていくと、自分の知識がどの程度のものなのか、自覚できるようになります。ソフトの機能を使いこなしたい、という意欲がわいてくれば、上達への第一歩を歩み出したということです。自分で見つけ、使いこなしていくという意欲さえあれば、知識はあとからついてきます。
いらなくなったソフトは、「アンインストール」して、パソコンの中から消去する必要があります。ソフトを使う時に「セットアップ」、または、「インストール」の画面が出てきたものは、「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」から、アンインストールするソフトを選んで削除します。そうでないものは、ソフトの入っているフォルダを、そのままゴミ箱に入れるだけでOKです。
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